前世がイタリア修道女おばさんが作る、ワンパン(ひとつフライパン)幸せ和風山菜パスタ。
今日は、ちょっと贅沢なワンパンです。
昨年、新潟の十日町に行ったときに入手した「山のきのこの瓶づめ」を昨日開けたので、これを使おうと思います。
ちょっと、高いのですが、山に入ってキノコを採ってそれを丁寧に掃除して、保存食にするのは、その労力を考えたら仕方がないかと思います。
山のキノコが大好きです。大昔、キノコ採りツアーに参加して、キノコを見つけたときのあの喜びは、忘れることができません。その時の、具だくさんのキノコ汁はもうおいしくて美味しくて。
いまでも、山でキノコ汁とみると、、食指が伸びます。
今の世の中は、色々なキノコが工場で生産されるようになって手軽にキノコを食べられますね。
その、昔は秋に山に行って、採取して、塩漬けにしたり、乾燥させたり、つくだ煮みたいにするとかして保存していたのですよね。先人の知恵には本当に、びっくりさせられます。
とにかく、山の、地のキノコは美味しいです。
本当は、とれたてのキノコだと、香りがあってもっと美味なのでしょうが、
私は水煮のヌルヌルも好き。
先日のわらびも塩麴に漬けておいたので、ぬるぬる。
ヌルヌルの山菜パスタ、考えながら、よだれが出そうでした。(笑)
きっとおいしいに違いない。
そして、青唐辛子。これが、また、、よい辛さを出してくれて。
いつものようにフライパンに、お湯を沸かして、塩はほんのちょっぴり。
煮詰まるので、入れすぎるとあとから困るので。
時間より、早めに取り出しておいて、火を通した具材の中に入れるだけ。
このいい加減な、味付け。
味はバターで決まります。
山菜のパスタには、しょうゆバター。少な目に、入れます。
塩麴も入っているから、味をみながら。
誰かが、使った残りのハムも入れて。
冷蔵庫にあるものを、なんでも使う。
これが主婦の知恵。
時々、ミラクルショットが生まれます。
キノコの水煮は、みそ汁だけでなく、山菜そばだけでなく、パスタにもとても、合います。
一般的な山菜の水煮は、薬臭いし、濃い味がついているけど、
十日町で購入してきた、水煮のきのこは、味付けではないのでなんでも合います。
塩漬けのキノコは、それはまた、それで好き。
幸せを感じる、この瞬間です。
今日は節約パスタではなく、贅沢パスタです。
でも、見た目はそうは見えませんが、ひとつ一つの具材にこだわりがあります。
地味そうに見えて、実は実力のある中身のある、、、、、そんな人に私はなりたい。
ああ、十日町行きたい。