トラウマ、猫の思い出みたいな事を、少し書いているので、その後のありえない話をひとつ。
10年前に新居を購入しました。
この地域は、とても都会の穴場みたいな場所で、びっくり仰天の出会いでもって即購入した家です。建築前から購入したので、内装等は自分たちで選んだものです。
家を買うというのは大きな決断です。
中古物件とかも見ましたが、どうも前の住人のにおいみたいなものを(多分”気”ですね)感じて、中古物件は購入には至らず、出会いのあった新築激安物件!!!!
新居の周りは、野良猫が多くいるようでした。
隣に住んでいた老夫婦が毎日、猫たちに餌をあげていたみたいでした。
毎日隣でにゃあにゃあ
屋根の上でにゃあにゃあ、ドタバタ。
隣は平屋だから私が、窓を開けると、猫がいて、しばし、にらめっこ。
私が、猫が嫌いだから、私も嫌われています。
でも、なんか少しお友達になりたい気もする。
煮干しを投げてみた。一向に食べようともしないで、恐い目で私を見ている。
あるとき、いつも同じ猫が車の下にいることに気がつきました。
私たちの人影を見ると、シャーと逃げていく。
いつも、車の下にいるのです。
あぶないし、とっても気になります。
そして、事件が起こります。
家のあるじが、折り畳みの傘を、
玄関の前に置いた。
畳んで。
シャー、(笑)
いつも車の下にいるその猫が、どうも悪さをしたようです。
傘の中には、
猫のおしっこ、
傘を広げたときには、
きゃー
くっさい、猫のおしっこを頭からかぶって、
あるじは、会社へ出勤しました。
ありえなーーーーーーーーーい。
後で、隣の人に聞いたら、私の家が建つ前は、老女が一人で暮らしており、猫を可愛がっていたそうです。
その猫が、老女が高齢者施設に移住し、亡くなり、その家が売りに出されたのにも関わらず、ずっとこの土地に居ついているのだそうです。
古い家が取り壊され、新しい家が建てられているその時も、じっと、この地の真ん中で、大工さんたちににらみをきかせていたそうです。
で、私たちが引っ越してきて、「こいつらなんなん」と思われたのか?
傘が好きだったのか、なんなのか、そこをトイレにしたようです。
犬は人につき、
猫は家につく、
という話をきいたことはあります。
いまでも、車の下を、しゃー、、、と走り抜けて、、、
わたしとは、敵対関係。
教訓、折り畳みの傘、、、、、は
要注意、
とっても、ありえない話でした。わたしなら遅刻しても、洗ってから出勤する。
その日の同僚の皆様、ごめんなさい。
くっさい、猫おしっこまみれの人が、会社にいるなんて。