みこのブログ

50歳からのちいさな楽しみ

 人生において一番衝撃的だった、フランスのお惣菜 タブレ

お題「今まで食べた外国の料理で一番衝撃的、もしくは美味しかったと思うものを教えてください」

私が「美味しいな」と感動するときは、その食べ物の生まれた地で、美味しいものを食べたときです。東京には、たくさんのレストランがあり、素晴らしいシェフも多いですが、そもそもそんな高級なレストランには行けないし、あまり記憶には残らない。

 

南フランスに滞在した時に、美味しい体験をたくさんしたのですが、一番の衝撃は

「タブレ」

そりゃ、なんだ?

と思う人が多いでしょう。

 

クスクス、、、って、とっても楽しい響きのする食べ物があるのです。

クスクス(笑)

アフリカ、中東などで食べられているパスタの一種、本当に本当に小さなものみたいな小麦粉でできた粒なのですが、これを使ったサラダをタブレと言います。

 

これに、キューリ、シブレット、パセリなどを細かく刻み、レモン、酢で味付けしたものです。

私の衝撃は、ここにミントが入っていたのです。

ミントと言えば、はっか、歯磨き粉、チューインガム、、、

そんなイメージですが

 

初めて料理にミントが入っているものを食べました。

でも、庭にあるハーブをつまんで来て、入れてるので香りもよく、なんといってもさわやかなんです。

暑い夏を過ごすのには、最適なのではないでしょうか。

 

パリのお総菜屋さんにもタブレはよく見かけますが、ミントが入っているのは、地域もあるのかしら?一般的なレシピには見かけません。

地域、その家に伝わるレシピは、フランスと言えども様々なのでしょうね。

アフリカ、中東由来のレシピかもしれませんね。

 

何回か、思い出して作ってみたけど、初めは失敗ばかり。

夏になると思い出す料理です。

 

parismag.jp