お題「今まで食べた外国の料理で一番衝撃的、もしくは美味しかったと思うものを教えてください」
私が「美味しいな」と感動するときは、その食べ物の生まれた地で、美味しいものを食べたときです。東京には、たくさんのレストランがあり、素晴らしいシェフも多いですが、そもそもそんな高級なレストランには行けないし、あまり記憶には残らない。
南フランスに滞在した時に、美味しい体験をたくさんしたのですが、一番の衝撃は
「タブレ」
そりゃ、なんだ?
と思う人が多いでしょう。
クスクス、、、って、とっても楽しい響きのする食べ物があるのです。
アフリカ、中東などで食べられているパスタの一種、本当に本当に小さなものみたいな小麦粉でできた粒なのですが、これを使ったサラダをタブレと言います。
これに、キューリ、シブレット、パセリなどを細かく刻み、レモン、酢で味付けしたものです。
私の衝撃は、ここにミントが入っていたのです。
ミントと言えば、はっか、歯磨き粉、チューインガム、、、
そんなイメージですが
初めて料理にミントが入っているものを食べました。
でも、庭にあるハーブをつまんで来て、入れてるので香りもよく、なんといってもさわやかなんです。
暑い夏を過ごすのには、最適なのではないでしょうか。
パリのお総菜屋さんにもタブレはよく見かけますが、ミントが入っているのは、地域もあるのかしら?一般的なレシピには見かけません。
地域、その家に伝わるレシピは、フランスと言えども様々なのでしょうね。
アフリカ、中東由来のレシピかもしれませんね。
何回か、思い出して作ってみたけど、初めは失敗ばかり。
夏になると思い出す料理です。