トラウマ 猫と鳥 だから鶏肉が食べられない(1)
自分の人生で、まったく一番古い記憶は、とても嫌な記憶です。
私は幸せなこども時代を過ごしていました。
おばあさん、おじさん(障害者でした)、おとうさん、おかあさん、私、(妹?)
「らもう」の大きな木の下で、ゆったりとした昼下がり、小さな庭に小さな鳥かごをだして、眺めていました。
木の椅子の上に、カナリアの入った鳥かごをおいて、涼んでいたその日の光景は、今でも、そのオレンジ色の鳥の色と共に、記憶にあります。
どこかしらから、野良猫が庭に入ってきました。
この先の、想像がつきますか?
この残酷なシーンを、間のあたりにしたのは、3歳の頃。多分。
スローモーションで、記憶に残ってます。でもきっと、一瞬の出来事。
猫が、鳥かごを倒し、中にはいっている鳥を、、、、、、
今の飼い猫は、ネズミも捕らないそうですし、高級なフードを食べておられるので、昔の猫のような、野性的な行動はとらないかもしれませんね。
それ以来猫が苦手。鳥も苦手。
生き物が全部苦手。
幼いときに、この野性的行動を目にして、生と死、を感じてしまったためか、動いているすべてが苦手。昆虫もダメ。
私が、そうなので、子どもも生き物に接する機会が少なかったのかもしれません。
新築の今の家に引越したとき、網戸がまだ設置されていなかったので、窓を開け放していたら、セミが入ってきました。
家族三人、大絶叫で、恐怖におびえたのでした。
その後、どうしたか、覚えてないけど、家の中を飛び回るセミに、半狂乱だった。
だから、もちろん、Gが出没したら、大変な騒ぎ。
となりの空き家に、Gは大繁殖してるらしく、困ったものです。
私が苦手だから、猫には当然嫌われている。
a.r10.to猫が苦手な人もいるので、ご自宅に一つ、是非おいてほしい。
ご自分が猫が好きな場合、すべての方も猫が好きだ、うちの子は可愛い、と思いがちですが、猫が怖いと思っている人もいることを、心のどこかで思い出してほしいのです。
集まっているメンバーが、可愛いねえ、と猫を撫でている横で、心の中で震えている人がいるかもしれないのです。
大人になってからは、にっこり笑って、我慢することが増えました。
が、10年前に引越してきた新居で、壮絶なる猫との戦いが
起こったのです。
次回につづく